ano temari(カフェとデリ)

『ano temari』は、納米里にあるフレンチベースのカフェ&デリです。

企業名

ano temari

カテゴリ

納米里/飲食

住所

411-0933
静岡県駿東郡長泉町納米里206

電話番号

055-943-5031

お問い合わせの際は、「ながいずみ図鑑」を見たとお伝えください。理由はこちら

営業時間

11:30-14:30(LO 14:00)
17:30-22:00(LO 21:00)

定休日

毎週月曜日、第3日曜日

商品例

海老と帆立のハンバーグ

ウェブサイト・ブログ・SNS

http://ano-temari.com/

長泉町の好きなところ

窪(竹原)

富士山ビューポイント

自宅

地図

Story

『ano temari』さんは、旧246号線(現414号線)沿い、なめり駅を南下してすぐの右側、「海老と帆立のハンバーグ」という目立つ看板のあるフレンチベースのカフェ&デリです。

オーナーシェフの末信さんは、子供のころから料理に興味があり、学校を卒業してすぐに料理の世界に入ったそうです。

最初に勤めた和食のお店はとても厳しく、半年で15キロも痩せてしまい、一旦料理の世界を離れ、自分探しをしながら、大工として働いていました。
途中から、日中は大工、夜だけレストランでのバイトをするようになり、改めて料理が作りたい自分に気づき、大工の仕事は辞め、伊豆のホテルで洋食を学びながら働き始めました。

ある時、函南町の「ヘスティアのかまど」へ食事に行き、その料理に感動し、こういう料理が作れる人になりたいと強く思ったそうです。
ちょうど求人が出ており、働かせてもれえることとなり、朝早くから夜遅くまで夢中になって働いたそうです。
姉妹店の「ブローニュの森」と合わせるとトータルで8年以上、「ブローニュの森」では料理長まで経験し、料理を作ることのみならず、人件費や原価計算など、お店を経営するために必要な知識も学びました。

末信さんは、勤めていたころから、「自分のお店を持ったら、こんな風だろう。」と常にイメージしながら働いていたため、「自分がスムーズに余裕を持って仕事をするため」には、今何が必要かを考え、手を抜くことなく、むしろ自ら率先して動くようにしていたそうです。

独立の準備を始めた時、たまたま現在の物件と出会い、『ano temari』をオープン。
『ano temari』は、スペイン語の『ano = 年』とさくらの品種「てまり桜」から『temari』をとって、『1年中賑わっているお店になるように』との願いを込めて、ネーミングしたそうです。

末信さんの修行時代からの信念は、「できることは、やろうよ。」のため、お店で提供される料理はもちろん、パンやアイスも手作りされているそうです。
「手間はかかりますが、その方がおいしいですから。」とさらりとおっしゃいます。
これまでの経験を生かした本格フレンチをベースにした料理は、1つ1つ丁寧に作られ、目でも舌でも楽しむことができます。

中でも、地元の食材をふんだんに使い、野菜を多く取り入れた、体と心にやさしいメニュー作りには特に力を入れています。
お店でもご自宅でも、いろんな種類の料理が楽しんでもらえるよう、テイクアウト用に小さめのカップ入りのデリ(持ち帰り用洋風惣菜)や、自家製パンも販売しています。

常に新しいことに挑戦中の『ano temari』さんでは、今年から「おせち料理」の予約販売も始めました。従来のおせちにとらわれず、子供から大人まで幅広い年代に食べてもらえる洋風おせちです。

お店の定休日を利用して、『カタコト市』というハンドメイド市も開催しています。
こちらは奥様を中心に手作り品や、もちろん、『ano temari』さん自家製パンも出品されるそうです。不定期の開催のため、詳細はお店のブログをご覧ください。

今年(2012年)の10月で2周年を迎えた『ano temari』さんですが、すでに地元に定着し、更においしいものを提供すべく、末信さんとスタッフの方たちの挑戦は続いていくそうです。

(2012.12取材当時の内容です。)

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