アトリエハートステッチ（洋服のリフォーム）

店主の三輪さんは、子供のころからお裁縫が好きで、人形の洋服を作ったりして遊んでいたそうです。

中学生のころ、初めて型紙を使った洋服を作り、将来は洋服を作る仕事につきたいと思い始めました。洋裁学校に４年間通い、静岡の松坂屋のオーダー服を作る仕事をしました。

結婚を機に東部へ移住、清水町にあったサンテラス駿東の中の洋服リフォーム店でパートとして働き始めました。
熱心な仕事ぶりもあり、その後、転勤になった店長の変わりに、店を切り盛りするようになり、多忙な日々が続きました。幸い家族の協力もあり、何とか続けていくことができましたが、週末や夜も仕事をしていたそうです。

あまりに忙しい生活を変えたいと思っていた折、サンテラス駿東が閉店することになり、自分のお店を持とうと決意されたそうです。

物件探しをしていた時、現在のお店の場所と出会い、これまでのお店からも近く、アクセスも良い場所だったので出店を決めました。
サンテラス時代にはあまりに忙しすぎたので、自分のお店では、水曜日と日曜日を定休日と決め、家族との時間も大切にしながら、仕事も充実させていきたいと考えているそうです。

アトリエハートステッチでは、洋服のリフォームはもちろん、フルオーダーの洋服の注文も受け付けています。お店にも常時布地の用意がありますが、ご自分で気に入った布地を持ち込みでの制作もOKとのことでした。
発表会等のドレスやスーツから、入園グッズ、バザー用の縫い物など、幅広い要望に応えています。
リフォームでは、特に気に入った洋服を長く大切に着ていただけるよう、お直しもされています。気に入っていたけれど、もう着ることができないと諦めていた洋服も、お直しによって生き返らせることも可能です。
最近では、お引越しの際、前の家で使っていたカーテンを新しい家用にサイズ直しなどのご依頼もあったそうです。気に入っていたものを、また新しい家で使い続けられることはうれしいことですね。

現在は、子供のころからの夢だった自分のお店を持ち、大好きな洋服作りの仕事をされている三輪さん、お仕事はセーブ気味といいながらも、お客様に頼まれると、ついお休みの日でもがんばってしまうそうです。
洋服のことで困ったときは、諦める前に、ハートステッチさんに相談してみよう、そんな風に思わせてくれるお店です。

（2013.5取材当時の内容です。）